どんどどどん



どどん

ありきたりな日常から切り取った何かを
つぎはぎにして飾っております

どどんどん

わたくし、うどん次郎と申します

どんどどどん

平々凡々な人生を、ぼんやりと歩いて参りました

それなりに喜び、それなりに苦しみもしました

しかし、どうにも飽きっぽいようで
途切れ途切れの道々を、あっちへ行ったりこっちへ行ったり
何度も何度も同じところで、足踏みを繰り返していたこともあります

そうしたなかで、すこしだけわかったことがあります

ただ歩くだけでも、足踏みだけでも
それは無意味ではないということ

汗をかくのも、ただ寝てすごすのも
どれもこれも、無意味でない

どんどん、どんどん
こしが強くなってゆきます

どんどん、どんどん、どんどん、どんどん


Photo by Konji Nogitsune