He said #2



「僕もたまに自信なくしますよ。結構打たれ弱いので。でもそういう時、自信と一緒に余計なプライドを捨てたら、かえって気持ちが軽くなるんだよね。フットワークも軽くなるし、視野も広がる。常にフレッシュな気持ちでいられたらいいけど、僕すぐ守りに入っちゃうから」

「むしろオープンにしていくんです。そこにはむき出しになった生身の温度みたいなものがあって、僕はそこに生命感とか、自分という存在の存在感を感じるんです」

「たとえば鼻の形を印象的に感じたら、鼻を強調して描いてみたり。目が気になるから目を大きくするとか、逆に小さくするとか。自分の中で感じるものの強弱によって、あるいは感情的な色彩感覚によって描いていくと、それはある意味でのリアリティにもなる」

「下手というのは結局主観的なことで、そう思う人がそう思うってだけ。作者はわざとそういう描き方をしてるのかもしれないでしょ。上手さと価値は別物だし、美しいと感じることもそう。誰かが「下手くそだ」と言って笑っても、その人が笑顔になるならそれはそれでいいじゃないですか」

「どれだけ自由に、自分らしくあれるか。自分らしさとは何かといわれれば、謎ですけどね」