町の灯りが消え始めて
道の脇には影が落ちた
張り巡らされた機械たちが
ミシミシと音を立てている
困窮する日々を思い返して
ひとり 涙を流していた
さあ もっと近くにおいで
渇望する日々を思い描いて
ひとり 汗を流していた
さあ もっと近くにおいで
月明かりに照らされて
心の水面に影が落ちた
張り巡らされた記憶たちが
今日も僕に絡みつく
けれど
今日の僕は 筆を執ろう
憂いに添って 色を塗ろう
Photo by Konji Nogitsune
